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大谷翔平を獲得すれば「未来はもっと明るかった」 NY紙がヤンキース痛烈批判 - Full-Count

主砲・スタントン獲得は大谷と比べれば大失敗?

 29日(日本時間30日)の敵地・ヤンキース戦で2打席連続本塁打、この連戦で計3本塁打を放っているエンゼルス・大谷翔平投手の大爆発は、ヤンキース側から見ると宝物を逃したかのように見えるようだ。地元紙「NYポスト」が、大谷がヤンキースと契約していたら「間違いなく、ヤンキースの未来はもっと明るかっただろう」とフロントを糾弾する原稿を掲載している。

 同紙は大谷がこの連戦で3本塁打と大爆発していることに触れ「やれやれ、彼はそれをたやすく見せてしまう」「ロジャー・マリスのア・リーグ記録、そしてピンストライプの球団記録である61本塁打を達成しようとしているのだろうか?」などと半ば呆れ気味。そのうえで2017年オフに、獲得の有力候補として見られながら最終候補にも残らず、大谷と契約できなかったことを批判した。

 さらに話は飛び火し、大谷のMLB挑戦と同じタイミングでマーリンズからヤンキースへ移籍した主砲ジャンカルロ・スタントン内野手について「(大谷を獲っていれば)スタントンと契約することは見合わせていただろう」と断言。さらに大谷を獲れなかったショックが「10倍以上コストのかかるスタントン獲得に走らせたのか?」と獲得に疑問を呈している。スタントンは故障もあり2019年、20年と低調な成績に終わった。

 ただ、ニューヨークのファンの選手に対する要求はとりわけ厳しく、大谷が仮にヤンキース入りしていたとしても活躍できたかは未知数だ。大谷は2018年に右ひじ手術を受け、回復途上にあった昨季は打率.190、7本塁打に終わっており、同紙は「ヤンキースファンは我慢できただろうか。また大谷はそれに伴う胸やけに耐えられただろうか」としている。ヤンキースは現在ア・リーグ東地区4位。さらに大谷に好き放題にやられ、ストレスは相当なようだ。

(Full-Count編集部)

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