原英莉花が完全Ｖ史上１５人目の年間メジャー２冠／国内女子 - サンケイスポーツ

優勝した原英莉花＝宮崎ＣＣ（撮影・中島信生）　【拡大】

　ＪＬＰＧＡツアー選手権リコー杯最終日（２９日、宮崎・宮崎ＣＣ＝６５４３ヤード、パー７２）３バーディー、３ボギーの７２で回った原英莉花（２１）＝日本通運＝が通算１０アンダーで初日からの首位を守る完全Ｖを果たした。１０月の「日本女子オープン」に続くメジャー制覇。同一年のメジャー２勝は昨年の畑岡奈紗以来で史上１５人目。メジャーでの完全Ｖは２０１８年「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」の申ジエ以来１７人目。

　史上３人目の３週連続優勝が懸かっていた古江彩佳（２０）＝フリー＝が２打差の２位。昨年１０月にプロデビューした古江は生涯獲得賞金が１億円を突破した。所要１８試合での達成は申ジエの１５試合、フォン・シャンシャン、畑岡奈紗の１７試合に次ぐ４番目のスピード記録。６位から出た渋野日向子（２２）＝サントリー＝は４バーディー、３ボギーの７１で回り、通算６アンダーの３位だった。

　コロナ禍による試合数の減少で来年と統合されたシーズンは今大会で今年の試合が終了。来年は例年はシーズン開幕戦となる３月の「ダイキンオーキッドレディス」で再開する予定となっている。

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