1次ラウンドの初戦で日本を破ったドイツは、今大会、8戦全勝で前身の世界選手権を含め、ワールドカップ初優勝を果たしました。
32チームが出場したバスケットボール男子のワールドカップは、準決勝でアメリカに勝った世界ランキング11位のドイツとカナダに勝って勝ち上がった世界6位のセルビアとの対戦となりました。
試合は第1クオーターから両チームともに高い精度でシュートを決める展開となり、第2クオーターはともにNBA＝アメリカプロバスケットボールでプレーするセルビアのボグダノビッチ選手とドイツのシュルーダー選手が、それぞれ10点を挙げる活躍を見せ、47対47の同点で試合を折り返しました。
第3クオーターは、ドイツが堅いディフェンスから相手のミスを誘い69対57と、この試合で最大の12点差をつけて第4クオーターに入りました。
第4クオーターはセルビアが反撃し、残りおよそ40秒で2点差まで追い上げましたが、勝負どころでシュルーダー選手が、レイアップシュートを決めて突き放し、ドイツが83対77で勝ちました。
1次ラウンドの初戦で日本を破ったドイツは、今大会、8戦全勝で前身の世界選手権を含め、ワールドカップ初優勝を果たしました。
また、同じ日に行われた3位決定戦ではアメリカがカナダと対戦し、第4クオーターの最後にスリーポイントシュートを決めたアメリカが同点に追いつき、延長戦にもつれ込みましたが、最後はカナダが127対118で逃げきり3位となりました。
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