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ヤクルト・高津臣吾監督、2年延長続投へ 今季3年契約の最終年 - サンケイスポーツ

続投する高津監督。長期政権を築き、新たな黄金時代へと導く

セ・リーグ首位に立つヤクルトが、高津臣吾監督(53)と来季から新たに2年契約を結ぶ方針を固めたことが13日、分かった。昨季チームを20年ぶりの日本一に導き、今季は3年契約の最終年だった。既に打診し、快諾を得たとみられる。交流戦で初優勝を飾り、リーグでは2位・巨人に7ゲーム差の独走態勢。「育成」と「勝利」を両立した手腕が高く評価され、長期政権を築くことになる。

1993年10月24日の西武との日本シリーズ第2戦で最後を締め、高津投手(右)は野村監督と握手した

ヤクルトが高津監督の下で新たな黄金時代を築き上げる。球団初の交流戦優勝を成し遂げた中、球団が来季から新たに2年契約を結ぶ方針を固めたことが判明。既に打診し、快諾を得たとみられる。

異例ともいえるシーズン前半での契約延長。「育成」と「勝利」を両立させる手腕が高く評価された。昨季は6年ぶりのリーグ優勝を飾り、20年ぶりの日本一を達成した。2年連続最下位だったチームを再建し、1月にはこう決意を示していた。

「昨年勝ったことがまぐれではなかったと証明するには、今年勝つことが必要。簡単に『連覇』『優勝』とは言いづらいけれど、そこを目指して全力で取り組むのがプロ野球だと思うし、全力で取り組んでいきたい」

今季は開幕から積極的に若手を抜擢(ばってき)した。投手では昨年のドラフト1位右腕で1軍登板がなかった木沢を春季キャンプから直接指導。20試合で3勝1敗、防御率1・88(13日現在)と救援陣に欠かせない存在に成長させた。野手では高卒3年目内野手の長岡を開幕から遊撃で全試合で先発起用。さらに、高卒2年目捕手の内山壮を開幕から1軍に帯同させ、石川らベテランとバッテリーを組ませて経験を積ませている。

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