ワールドカップ（W杯）カタール大会の日本代表から落選したヴィッセル神戸のFW大迫勇也（32）が5日、J1最終節の横浜F・マリノス戦後に取材に応じ、故障者が出た際に繰り上がるW杯のバックアップメンバー入りを辞退したことを明かした。
メンバー発表翌日の2日に日本サッカー協会から打診があったという。大迫は「誰かのけがを祈ることなんてしたくないじゃないですか。人の不幸を喜びたくないので、そういうふうに生きたくないかな」と断った理由を語った。
26人の選考から漏れたことには、「メンバーに入っていないのでそれだけ。選ばれた選手がやるべきだし、見る側として応援したい。勝ってほしい」と思いを託した。
今後の代表復帰へ向けて「また監督が代われば、選ばれる可能性もある。オフはゆっくり休んでもう一回、体を整えて、鍛え直したい。全力で頑張ります」と話した。【長宗拓弥】
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