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レアル・マドリーが今季ラ・リーガ初黒星!W杯の中断期間目前でバルセロナに首位の座を明け渡す - Goal.com

レアル・マドリーは7日にラ・リーガ第13節、敵地バジェカスでのラージョ・バジェカーノ戦に臨み、2-3で試合を落とした。

ラ・リーガ毎節1カードが割り振られる月曜開催試合にマドリーが登場。ベンゼマ、リュディガーをコンディション不良、クロースを出場停止で欠くアンチェロッティ監督は、GKクルトワ、DFカルバハル、ミリトン、アラバ、メンディ、MFバルベルデ、チュアメニ、モドリッチ、FWヴィニシウス、ロドリゴ、アセンシオを起用している。

キックオフから5分後、早々にスコアが動く。決めたのは、オートマティズムが徹底された迫力あるサイド攻撃を売りとするラージョ。アルバロ・ガルシアのスルーパスから左サイドを突破したフラン・ガルシア(マドリー下部組織出身)がボールを折り返すと、コベサーニャが巧みなダイレクトシュートでクルトワを破っている。

反撃に出たいマドリーだが、ラージョのエネルギッシュなフットボールに苦戦。後方からボールをつなごうとしても強力なハイプレスを受けて前進できず、ミリトンのミスなどから、さらなる失点の危機を迎えていった。

今季こなしてきた試合の中でも、1〜2を争うほど自分たちの思うようにプレーできず、苦戦するマドリー。しかし30分過ぎ、モドリッチがチュアメニに代わりアンカーの位置でビルドアップを行い、ロドリゴも下がることで、ようやくラージョの圧迫の中でも息を吸い込めるようになる。そして34分、ペナルティーエリア内右に侵入したアセンシオがF・ガルシアに倒されてPKを獲得。キッカーのモドリッチが冷静にシュートを決め切り、マドリーが同点に追いついた。

スコアをタイに戻したマドリーは41分に逆転弾を記録。アセンシオの右CKからミリトンが飛び上がり、体をしならせながら頭でボールを叩いて枠内に押し込んだ。だがラージョもすかさず反撃。右サイドからのマドリー守備陣を切り崩し、最後にはペナルティーエリア内左のA・アルシアが左足のシュートでネットを揺らしている。試合は2-2で折り返す。

後半になればラージョに疲れが見えて、マドリーが主導権を握り始めると思われたが、ラージョは変わることなくマドリー陣地で試合を進め続ける。ボールを保持して、たとえ奪われたとしても、まったく落ちる気配のない高インテンシティーのプレスですぐそれを奪い返した。そうした中で62分、ラージョはイラオラ監督が審判への抗議により退席処分となる。指揮官を失ったホームチームだったが、その3分後にはカルバハルのハンドによってPKを手に。キッカーのトレホが蹴ったシュートは一度クルトワに止められたものの、マドリーGKがシュート前にゴールラインを踏んでいなかったとの理由で蹴り直しとなり、トレホが今度こそボールを枠内に収めている。

再びビハインドを負ったアンチェロッティ監督は69分、チュアメニとの交代でカマヴィンガを投入。また79分にはモドリッチを下げてマリアーノをピッチに立たせている。もはやフットボール界の生ける伝説であるモドリッチはバジェカスの観客から拍手を受け、その一方でラージョ移籍を拒んだとされるマリアーノはブーイングを浴びせられていた。

猛攻を仕掛けるマドリーだが、ラージョの堅守を崩し切ることができない。イタリア人指揮官は85分にカルバハルとメンディをナチョとルーカス・バスケスに代えて両サイドバックを一新するが、大きな効果は上げられず、結局1点ビハインドのまま試合終了のホイッスルを聞くことになった。

前節ジローナ戦の引き分けに続いて、今度は今季ラ・リーガで初の敗戦を喫したマドリー。勝ち点を34から伸ばすことができず、ワールドカップによる中断期間まであと1試合というタイミングで、バルセロナに勝ち点2差をつけられて首位の座を明け渡している。

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