大谷翔平 2打席連続三振でノーヒットチームは競り勝つ - nhk.or.jp

大リーグ、エンジェルスの大谷翔平選手が19日、ツインズ戦に指名打者でフル出場し、2打席連続で三振をするなどノーヒットでしたが、チームは競り勝ちました。

18日の試合では10号ホームランを打って大リーグ通算5回目のふた桁ホームランをマークした大谷選手は19日、本拠地アナハイムで行われたツインズ戦に3番・指名打者で先発出場しました。

1回の第1打席は高めの速球に空振り三振、3回には1点を先制した直後の2アウト二塁の場面で第2打席を迎え、変化球にタイミングを外されて2打席連続で三振を喫しました。

5回の第3打席は、速球をしっかり捉えましたがレフトライナー、7回の第4打席は4対4の同点に追いついたあと、2アウト一塁の場面でフォアボールを選んでチャンスを広げ、続くバッターのタイムリーヒットにつながり、エンジェルスが1点を勝ち越し、この回2点を奪って逆転しました。

試合はそのままエンジェルスが5対4で競り勝ちました。

大谷選手は3打数ノーヒットフォアボールが1つで打率が2割8分7厘に下がりました。

試合前 4日ぶりにキャッチボール

この日の試合前、大谷選手はグラウンドで4日ぶりにキャッチボールをしてセットポジションであわせて44球を投げました。

大谷選手は15日のオリオールズ戦で7回5失点で今シーズン5勝目をあげてから3日連続で試合前にグラウンドに姿を見せず、キャッチボールもしていませんでしたが、この日はキャッチボールの前に外野のフェンスに向かって重さの異なるボールを投げるウォーミングアップも行って、いつも通りのルーティーンでメニューをこなしていました。

前回の登板では試合の途中からマウンドで首を気にするしぐさも見せていた大谷選手ですが、試合後には「著しくパフォーマンスが落ちるとは思っていないですしチームに迷惑をかける状態ではないと思ったので投げました。今のところは大丈夫」と話し、その後の試合も指名打者として出場を続けています。

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