毎小ニュース：スポーツホンダ、26年からF1復帰へ - 毎日新聞

2019年（ねん）の日本（にっぽん）グランプリでコーナーを攻（せ）めるレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン＝三重県鈴鹿市（みえけんすずかし）の鈴鹿（すずか）サーキットで

　自動車（じどうしゃ）メーカーのホンダは24日（か）、F1シリーズに2026年（ねん）シーズンから参戦（さんせん）すると発表（はっぴょう）しました。ホンダは、1964年（ねん）にF1へ初（はつ）挑戦（ちょうせん）し、撤退（てったい）と復帰（ふっき）を繰（く）り返（かえ）し、今回（こんかい）が「第（だい）5期（き）」の参戦（さんせん）です。

　イギリスのレーシングチームのアストン・マーチンに、エンジンとモーターを組（く）み合（あ）わせたパワーユニットを供給（きょうきゅう）します。F1は2026年（ねん）以降（いこう）、カーボンニュートラル燃料（ねんりょう）（大気（たいき）中（ちゅう）の二酸化炭素（にさんかたんそ）濃度（のうど）を増（ふ）やさない燃料（ねんりょう））の使用（しよう）が義務（ぎむ）づけられ、現在（げんざい）に比（くら）べ電気（でんき）エネルギーの比率（ひりつ）が大幅（おおはば）に高（たか）められます。ホンダは21年（ねん）シーズン限（かぎ）りでF1から撤退（てったい）した時（とき）に、電気自動車（でんきじどうしゃ）（EV）に集中（しゅうちゅう）することを理由（りゆう）にあげていました。F1のルールが変（か）わることで、ホンダの電気自動車（でんきじどうしゃ）の技術（ぎじゅつ）に生（い）かせることから、F1への参戦（さんせん）を決定（けってい）したと説明（せつめい）しています。