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全国高校選抜ラグビー、報徳学園が不戦勝で優勝 東福岡と対戦したチームに新型コロナ陽性者…31日の決勝は中止:中日スポーツ・東京中日スポーツ - 中日新聞

決勝が中止され、優勝が決まった報徳学園フィフティーン(桐蔭学園との準決勝で)

決勝が中止され、優勝が決まった報徳学園フィフティーン(桐蔭学園との準決勝で)

 日本ラグビー協会は30日深夜、31日に予定されていた第32回全国高校選抜ラグビーの決勝中止を発表した。

 決勝に進出していた東福岡と対戦していたチームに29日、新型コロナ陽性者が確認され、大会実行委員会は感染防止の観点から東福岡に辞退勧告。東福岡がそれを受け入れ、決勝で対戦予定だった報徳学園(兵庫)が不戦勝で優勝が決まった。

 東福岡は、準決勝で対戦するはずだった佐賀工が前戦で対戦した相手に体調不良者が出たことで辞退したことにより不戦勝で決勝進出が決まっていたが、決勝は逆の立場となった。今回の大会でコロナ陽性者や濃厚接触、その疑いがある者が対戦相手にいたことなどによる辞退校は5校目。コロナに振り回された大会となった。

 報徳学園は冬の全国高校大会、春の全国選抜大会を通じ初の優勝となった。

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