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緊急先発の阪神・小川がゲームメーク「最低限の仕事できた」 - サンケイスポーツ

緊急先発する阪神・小川=バンテリンドーム(撮影・宮沢宗士郎)

(セ・リーグ、中日―阪神、2回戦、13日、バンテリンD)阪神・小川一平投手(24)が先発し、4回⅔を投げて2安打無失点と好投した。

「急きょ、決まった先発でしたが、緊張することなく投げることができました。途中降板となり岩貞さんに助けてもらいましたが、自分自身、最低限の仕事ができたと思います」

一回に安打と死球で1死一、二塁を背負ったが、4番・ビシエドを中飛に打ち取ると、7試合連続打点中の阿部からは147キロ直球で空振り三振を奪って、発進。二、三回は三者凡退で切り抜け、先頭のA・マルティネスを四球で歩かせた四回もビシエド、阿部、木下を抑えて乗り切った。五回に2死二塁を招いた場面で交代が告げられた。

当初は伊藤将が予告先発として発表されていたが、左腕は受検した新型コロナウイルスに関するPCR検査(スクリーニング検査)で陽性判定を受け、「感染拡大防止特例2022」に基づいて登録抹消となった。開幕ローテーションに入ったのちにリリーフに配置転換となっていた小川にとっては9日の広島戦(ともに甲子園)での救援登板から中3日で急きょ、巡ってきた今季3試合目の先発マウンドだったが、ゲームメークして役目を全うした。

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