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【中日】ビシエドの好守から三重殺が完成 二塁走者の糸井嘉男も飛び出すボーンヘッド - スポーツ報知

◆JERAセ・リーグ 阪神―中日(27日・甲子園)

 中日がピンチで三重殺を完成させた。

 4回に先頭・糸井、山本の連続ヒットで無死一、二塁とされたが、続く高山の一塁へのライナーをビシエドがキャッチし、そのまま一塁を踏んだ。これで併殺が完成。

 さらにアウトカウントを間違えてベンチに戻ろうとしていたのか、帰塁が遅れていた二塁走者の糸井の飛び出しに気づき、二塁カバーの遊撃・京田に送球。そのまま三重殺が完成した。

 プロ野球174度目となる。

 京田がビシエドの送球を受けて二塁を踏んだ時点で三重殺が完成していたが、なぜか京田は帰塁を試みた糸井をタッグしようとした。タッチのタイミングなら糸井はセーフ。ただし二塁塁審はアウトをコールした。ここで糸井のアピールを受けた阪神ベンチがリクエスト。しかし二塁封殺が成立していたこともあってか、判定は覆らなかった。

 ネット上では「京田はわざわざフォースプレーから二走・糸井をタッチにいってクロスプレーを演出し、阪神のリクエストを1つ減らすという超高等戦術だったのか?」との声も上がっている。

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