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【アレもコレもソレも支えた男たち!!】阪神・片山ブルペン捕手が明かす歓喜の裏側 「涙が出そうになった」岡田監督の優しさ - サンスポ

プロ野球の阪神、オリックス、サッカーのJ1神戸と、関西3クラブが見事に優勝を果たした2023年。「アレもコレもソレも支えた男たち!!」と題し、歓喜を支えた裏方さんを全6回(毎週火曜日)連載します。第1回は阪神・片山大樹ブルペン捕手(48)が登場。岡田監督とは現役時代をともに過ごした間柄。38年ぶりとなる日本一の舞台裏に指揮官の優しさがあったことを明かした。(取材構成=三木建次・中屋友那)

監督、コーチ、選手と一緒になって戦えたという自負がある。1993年に選手として入団し、2000年に引退後はスタッフとして支えてきた。片山ブルペン捕手は〝プロ31年目〟での日本一に感無量の表情をみせた。

「すごい幸せなこと。こんなことがまさか来るとは。ずっと狙っていたんですが、こんなに〝簡単に〟日本一になれたのかなっていう感覚です」

岡田監督とはプロ1年目の93年にともに現役でプレーし、岡田2軍監督-選手という時代もあった。今季最初の横浜遠征。スタッフが焼肉店に招待された。

「今年は本当、頼むな」

指揮官の言葉だけで十分だったが、日本一を達成した後のメッセージにも驚きを隠せなかった。

シーズン中から対話を重ねてきた(左から)片山ブルペン捕手、安藤、久保田両投手コーチ、岡田監督

「秋季キャンプの最後のミーティングで『裏方、今までこんな野球長くやったことないと思うけど、よく頑張ってくれた。ありがとう、ほんまに感謝している』と。うれしいですよね、涙が出そうになりました」

岡田監督は選手と直接話をすることは、ほぼない。口べたであることも知っているからこそ、伝えられた感謝の思いに胸がいっぱいになった。

「監督は本当に選手をよく見ていて、今年はピッチャーを一番大事にしているように見えました。いつも自分の目で確かめに来た。あんな監督は歴代にもいません」

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