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【F1 2024】第8戦モナコGPでフェラーリのルクレールが母国初優勝 【ニュース】 - webCG

F1世界選手権第8戦モナコGP決勝が、2024年5月26日、モナコのモンテカルロ市街地コース(3.337km)を78周して行われた。

世界選手権に組み込まれてから70回目を迎えた同GPは、オープニングラップで起きた多重クラッシュで赤旗中断。およそ45分後に再スタートが切られると、中断中にタイヤ交換義務を果たした各車は、タイヤをいたわるために極端にペースを抑え、追い抜き困難なコース上には長い行列ができることとなった。

伝統の一戦を制したのは、現役唯一のモナコ人ドライバーであるフェラーリのシャルル・ルクレールだった。予選では自身通算24回目、フェラーリにとっては250回目のポールポジションを獲得。レースでも先頭でレースをコントロールし、GPキャリア7年目にして悲願の母国初優勝、2022年オーストリアGP以来となる通算6勝目を飾った。

以下、入賞圏の10位まで予選順位のままゴールした。2位はマクラーレン・メルセデスのオスカー・ピアストリ。予選では0.154秒という僅差でポールを逃したのが痛かったが、2023年カタールGP以来の2位表彰台では晴れやかな表情を見せていた。

3位はフェラーリのカルロス・サインツJr.。最初のスタートでピアストリと接触し大きく後退するも、再スタート時に元のポジションを回復したことで、今季4回目のポディウムに立つことができた。

マクラーレンのランド・ノリスが4位でチェッカードフラッグ。メルセデスのジョージ・ラッセルはレースの大半をミディアムタイヤで走り切り5位だった。

レッドブル・ホンダRBPTのマックス・フェルスタッペンは、連続ポール記録が8回で途絶え、6番グリッドから6位。メルセデスのルイス・ハミルトンは7位でフィニッシュし、ファステストラップも記録した。

RBホンダRBPTの角田裕毅は、今シーズン6回目のQ3進出で8位、レースでも集中力を切らすことなくポジションを守り切り、今年5回目の入賞を果たした。

ウィリアムズ・メルセデスのアレクサンダー・アルボン9位、アルピーヌ・ルノーのガスリーは10位でゴールし、今季8戦目にして初めて予選でトップ10に入った2台がそろって初ポイントを獲得した。

以下、11位フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・メルセデス)、12位ダニエル・リカルド(RB)、13位バルテリ・ボッタス(キック・ザウバー・フェラーリ)、14位ランス・ストロール(アストンマーティン)、15位ローガン・サージェント(ウィリアムズ)、16位ジョウ・グアンユー(キック・ザウバー)が完走した。

ドライバーズチャンピオンシップのトップ5は、1位フェルスタッペン169点、2位ルクレール138点で、両者のギャップは31点。3位に上がったノリス113点、4位にアップしたサインツJr.108点、そして今回クラッシュに巻き込まれ無得点だったセルジオ・ペレスが107点で5位に落ちた。

コンストラクターズチャンピオンシップは、1位レッドブル276点、2位フェラーリ252点で、トップ2の差が24点と縮まりつつある。3位マクラーレン184点、4位メルセデス96点、5位アストンマーティン44点と続く。

次の第9戦カナダGP決勝は、6月9日に行われる。

(文=bg)

F1第8戦モナコGPを制したフェラーリのシャルル・ルクレール。(Photo=Ferrari)
F1第8戦モナコGPを制したフェラーリのシャルル・ルクレール。(Photo=Ferrari)拡大

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