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大谷翔平、大ブーイング浴びた死球直後の“謝罪姿”に米賛辞 「本当に礼儀正しい」 - Full-Count

3回にカナへ投じた顔面付近の直球で乱闘騒ぎ、6回には背中へ死球与えマウンドで崩れ落ちる

■アスレチックス 3ー1 エンゼルス(日本時間29日・オークランド)

 エンゼルスの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、敵地のアスレチックス戦に先発し、7回途中3安打3失点の力投も打線の援護なく今季初黒星を喫した。乱闘騒ぎに発展した打者に死球を与え、大ブーイングを受けながらも紳士的な対応を見せた右腕に、米メディアは「オオタニは本当に礼儀正しい」と賛辞を送っていた。

 マウンド上の大谷が大ブーイングを浴びたのは6回だった。無死一塁の場面でカナへ投じた92.5マイル(約149キロ)の直球が抜け背中へ直撃。3回には顔面付近へ抜ける直球にカナが激昂し両軍ベンチから選手が飛び出す乱闘騒動となっていた。

 2打席連続の“厳しい攻め”に敵地は騒然。大谷はマウンドに膝を付き崩れ落ち、申し訳なさそうな表情を見せた。カナは何事もなかったかのように一塁へ向かうと、大谷は顔をしかめつつ右手を差し出し謝罪の意思を見せた。

 一度は乱闘騒ぎの起点となった両者が見せた紳士的な対応に、MLB公式のエンゼルス番を務めるレット・ボリンジャー記者も自身のツイッターで「称賛に値するのは、彼は冷静に対処したこと。観客はブーイングしているが、カナは一塁で笑みを浮かべている」と称賛。MLBアナリストのライアン・スペーダー氏も「オオタニは本当に礼儀正しいんだな」と目を細めていた。

(Full-Count編集部)

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