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【巨人】原辰徳監督、好投の戸郷に7回好機で代打送らず「翔征にかけた」 - スポーツ報知

◆JERAセ・リーグ 巨人2―1中日(25日・東京ドーム)

 巨人の戸郷翔征投手(22)が中日相手に8回6安打1失点で自己最多を更新する11勝目を挙げ、プロ通算30勝に到達した。初回先頭から6者連続三振を奪うなど、11奪三振。リーグトップの123奪三振とし、巨人では1990年の木田優夫以来となる高卒4年目での最多奪三振を視界に捉えた。坂本勇人内野手(33)は4回に歴代単独9位となる412本目の二塁打を放ち、球団4人目の700長打に到達。チームは3カードぶりの勝ち越しで、3位・阪神との2ゲーム差を守った。

 ◆原監督談

 ―先発の戸郷が初回先頭から6者連続三振。

 「コンディション的に非常に良かったと思います。外角の直球もシュート回転せずに、いい球がきていてね。このところ、調子もいいと思います」

 ―7回の好機でも代打を送らなかった。

 「翔征にかけたというところ。僅差の中で、何とか彼に白星もね。白黒を自分でつけるくらいの、球数も幸い、まだいけたという部分では、そういう選択をしました」

 ―相手の高橋宏も素晴らしい投球。

 「少ないチャンスの中で犠牲フライ、あるいはスクイズで点が取れた。非常に手ごわい投手。打者も大変ですけど、非常に今日は見応えのある投手戦だったと思いますね」

 ―坂本に当たりが出てきた。

 「ねえ。少し、らしさが出てきたと思うね」

 ―3カードぶりに勝ち越した。

 「まだまだ戦いは続く。一戦必勝は変わりはない」

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