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高校野球 日大三が社に完封で2回戦へ 新監督で甲子園初の勝利 - nhk.or.jp

打たれたヒットはわずか2本で完封勝利した、日大三高の安田虎汰郎投手が決め球に使ったチェンジアップ。

これは、偉大な先輩から教えられた変化球でした。

安田投手はこの試合、130キロ台のストレートをコースに投げ分けながら、落差のあるチェンジアップを織り交ぜ、4回までは1人のランナーも出さず、わずか106球で完封勝利を収めました。

この勝利に、「僕の力ではなくて野手の守備のおかげです」と謙虚な姿を見せながらも、相手の社高校打線を手玉に取ったチェンジアップについて尋ねると、「実は、ことし1月に、卒業生の吉永健太朗さんに教えてもらったものでした」と明かしてくれました。

吉永さんとは、2011年に日大三高が夏の甲子園で2回目の優勝を果たしたときのエース。

鋭く落ちるシンカーを武器に勝ち進むと、決勝では青森の光星学院、現在の八戸学院光星高校を相手に完封勝利を挙げました。

安田投手は、吉永さんからシンカーを教えてもらう中で、落差のあるチェンジアップを伝授され、「僕はシンカーと呼べるほどの落差は出せないので」としながらも、空振りの取れる変化球として自分の決め球にしていきました。

9日は、この試合で唯一、ランナーを二塁まで進められた7回2アウトの場面で、前の打席でヒットを打たれている社の年綱皓選手に対して、チェンジアップを投げ込んで三振を奪い、ピンチをしのぎました。

この1球について、安田投手は「これまでで一番のチェンジアップでした。吉永さんの教えを甲子園という、一番よい舞台で生かすことができてうれしいです」と笑顔を見せていました。

日大三高にとっては、9日が令和に入って甲子園での初勝利。

平成に2回の優勝を果たした日大三高を「優勝に導きたい」と安田投手。

甲子園で頂点に立った、かつてのエースから伝授されたチェンジアップを武器に、みずからも『優勝投手』を目指します。

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