【ロサンゼルス＝後藤香代】米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手（２９）の預金口座から１６００万ドル（約２４億円）以上を盗んだ疑いで訴追された元通訳、水原一平容疑者（３９）は１２日午後（日本時間１３日朝）、米ロサンゼルスの連邦地裁に初めて出廷した。
水原容疑者は同日午前、連邦政府に身柄を拘束されたが、連邦判事が保釈を認めた。保釈金は２万５０００ドル（約３８０万円）。
水原容疑者はこの日、上下黒のスーツに白いワイシャツ姿で法廷に現れた。ネクタイはしていなかった。黒い革靴を履いた足元には足錠がつけられ、足を引きずるようにして法廷に入った。以前よりも少しやせたように見えた。
判事が保釈の条件を説明し、「理解しましたか」と問いかけると、水原容疑者は明瞭に「イエス」と答えた。
水原容疑者は１１日、銀行詐欺容疑で連邦検察に訴追された。今後、罪状認否などの手続きが進められる。
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