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川崎、アウェーの中国で競り勝つ…ACL決勝T第1戦、山東のラフプレーにひるまず3-2勝利 20日にホームで第2戦 - スポーツ報知

◆アジア・チャンピオンズリーグ(ACL) ▽決勝トーナメント1回戦第1戦 ●山東 2(0―2、2―1)3 川崎○ (13日、中国・済南オリンピック・センター)

 川崎が敵地で山東に競り勝ち、先勝した。前半28分に今季新加入のFWエリソン(24)がPKを決めて先制。5分後にはFWマルシーニョ(28)のヘディングシュートで突き放して2点を先制。後半は2点を取られたが、FW家長昭博(37)の得点もあり、なんとか逃げ切った。昨年の天皇杯決勝のスタメンから5人が移籍し、この日先発したのは4人だけ。24年の公式戦初戦で攻撃陣が奮起した。第2戦は20日に等々力競技場で行われる。

 * * *

 中国でのアウェーの雰囲気にのまれなかった。立ち上がりは、前半11分までにGK鄭成龍(39)が4本もセーブするほど押し込まれた。スタジアムの盛り上がりに飲まれず落ち着きを取り戻すと、セットプレーから貴重な先制点チャンスを得た。

 前半24分の左CKで、相手の手に当たったことがオンフィールドレビューで確認され、PKを獲得。同28分、FWエリソンが助走に変化を付けて左足で蹴り込み先制した。

 勢いに乗った川崎は強い。

同33分、右サイドの家長からパスを受けたMF脇坂が左前へ浮き球の長めのパスを供給。すると走り込んできたFWマルシーニョが頭から飛び込んで2点目となった。

 2―0となり、ホームの山東はラフプレーが急に増えた。DF瀬川は腰付近を背後から膝蹴りを受けた。GK鄭は飛び出した際に顔面を蹴られた。後半に入っても相手の荒いプレーは変わらず。立ち上がりすぐにエリソンが倒され、後半7分にはマルシーニョが削られた。

 後半22分にはMF橘田のカットが相手にわたって1点を返され、同30分には左CKからの波状攻撃を浴びたが守り切った。

 そして迎えた同33分にベテランが大きな1点を加えた。GK鄭からのロングキックを山田がつなぎ、37歳の家長が受けると左足で3点目を決めた。

 だが同41分に簡単にクロスを入れられると、2点目を決められて3―2。最後はDFラインを上げられず苦しい展開となったが、逃げ切った。悲願のアジア制覇へ、川崎イレブンが大きな1勝を土産に日本に戻る。

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