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角界で“隠れモンゴル力士”囲い込みますます蔓延…入門時「日本在住10年」が抜け道に|日刊ゲンダイDIGITAL - 日刊ゲンダイDIGITAL

 外国人力士すべてが悪いわけではないが……。

 兄弟弟子に暴力などを振るったことが明るみに出て、引退に追い込まれた宮城野部屋の北青鵬(22)。モンゴル生まれで、5歳時に札幌に移住。相撲部屋は原則「1部屋1人」の外国人枠があるものの、入門時点で「日本在住10年」の場合は日本人力士と同じ扱いになる。宮城野部屋に今年1月、モンゴル人力士が入門できたのは北青鵬が日本人扱いだったからだ。

 北青鵬の場合は親の都合による移住だが、近年はこの「日本人扱い」を意図的に利用しようというケースもあるという。

 アマ相撲関係者は「それこそ白鵬(現宮城野親方)が熱心と言われているが」と、こう話す。

「相撲強豪校と言われる高校や大学が積極的に動いています。将来性のありそうなモンゴル少年を早い段階からスカウトし、自分たちの息のかかった小、中学校に通わせ、将来的に自校相撲部の主力にする。相撲部屋にとってもメリットは大きい。相撲人口が減っているし、身体能力に優れ、かつ外国人枠には含まれないモンゴル人は願ったりかなったりです。ただし、幼少期から日本で育っても、根本的なメンタルや文化は違う。北青鵬のような力士が出てこないといいのですが……」

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