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山梨学院アルプス席にたった一人の応援団員…コロナ明けで団員不在の窮状に「やってやる」 - 読売新聞オンライン

 選抜高校野球大会で26日に登場した山梨学院(山梨)のアルプス席では、紫色のはかまを着た1人だけの応援団員、遠山侑那さん(16)が、吹奏楽部の演奏に合わせて力強く腕を振ったり声を張り上げたりして応援を引っ張った。

 応援団はコロナ禍で活動を休止し、遠山さんが入学した1年前は、団員が不在だった。そんな現状を知った遠山さんは、声の大きさを生かして仲間たちを後押しする存在になろうと、入団を決意したという。

 当初は一人での活動に不安を感じていたが、自宅で練習を重ね、掛け声やキレのある動きを身につけようと努力を惜しまなかった。運動部が大会に臨む前には、応援団の卒業生らに自宅で撮影した応援の動画を送ってアドバイスを求めた。先輩に支えられながら、「一人でもやってやる」と強い気持ちを持って取り組んできたという。

 初めての甲子園の舞台にも「大人数での応援には責任も感じるが、いい経験でもある。自信を持って精いっぱいの応援を選手に届けたい」と懸命に声をからしていた。

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